侮辱罪厳罰化、見直し要求 立民「言論弾圧」と批判 刑法改正案(時事通信) - Yahoo!ニュース
難しいところです。
表現の自由が、誹謗中傷の免罪符になっているように思います。それによって命を落としている人もいるくらいです。
一方、自由はエネルギーを使って守っていくべきものです。
日本でも戦時中、思想、言論の自由はありませんでした。
私が生まれたときにはすでに戦争は終わっていて民主主義だったので、不自由だと感じたことは学校時代以外ありません。
(小中学校は、いまだに不自由です)
だから、自由を謳歌できるということに対する嬉しさや喜びって正直希薄です。
これも一種の平和ボケです。
人様のことを堂々と侮辱することなんてなんにも良いことはないと思いますが、それを言える自由は成熟した民主主義社会だからこそ持っている自由なので、規制することに対することには慎重になったほうが良い。
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繰り返しになりますが、自由という言葉、思想、概念って、平和な日本ではなかなか意識しにくいです。
それが当たり前だからです。
そういうときにおすすめの本はこれです。
随分前の本ですが、自由は全然シンプルじゃない、ということがよくわかります。