フリーランスの節税というと、
- 青色申告する
- 経費を計上する
- 所得控除を受ける
これらがメインになります。
このうち、現実的にコントロールできるのは経費です。
だから、たくさん領収書をとっておいて所得を減らし、節税するわけです。
これって、心理を使ったうまい仕組みだな、と思うんですよね。
どういうことかというと・・・
まずは大前提として、税金はできるだけ払いたくない、とします。
例えば、旅行に行きたいとします。
でも、普通の旅行だと事業には関係ないので、経費になるわけがありません。
確定申告時期に、経費がちょっと少ないので、後付で旅費を経費に計上するのはだめです(バレる、バレないの問題ではありません)。
じゃあ、どうするか、と考えたときに、仕事でいくことにできるように考えるわけです。
つまり、旅先で仕事を作るのです。
これはもちろん合法です。
そして、これは実際に事業のためになるわけです。
要するに、ただ税金を払うだけになるくらいなら、仕事をして収入が増える可能性を考え、同時に税金も減らした方がよい、となるのです。
フリーランスを続けていると、こういう思考が根付いてきます。
何かを購入しようと思うときに、どうせなら仕事で使うものを買おう、という発想になります。
久しぶりに会いたい友人がいたら、その友人と仕事で絡めないかを考えます。
(そうすると、会うためにかかった交通費や飲食などのコストは経費にできます)
こうやって、日々の行動や思考が仕事ベースになっていくのです。
私の発想法では、順序が重要。
お金を使った→経費にできるか考える
ではなく
経費にできるか考える→お金を使う
という順序。
これだと、節税もできるし仕事を増やす努力もできるわけです。
良く出来てると思いませんか?