Amazonの便利さを改めて感じるとき、それはマニアックなものがすぐに見つけられ、購入でき、家に届いたときです。
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私はDAWソフトを使って音楽制作をしますが、エレキギターの録音をする際はギターとインターフェイスの間にエフェクターをはさみます。
このエフェクターは、ライブ等で使えるエフェクターですが、制作でも使いやすいように設計されているマルチエフェクターです。
安い割に使い勝手の良いモデルで、無償配布されているGuitar labというソフトをパソコンにインストールし、USBケーブルで接続すれば、パソコン上で音作りのセッティングができるし、作った音をパソコンに保存することも可能です。
昨今は、生音で録音した後にDAW上でエフェクトをかけるという手法を使う人も多いのですが(その場合はDSPを使用)、私の好みはやっぱりかけ録りですね。
だから、配線としては
ギター→エフェクター→オーディオインターフェース→パソコン
となります。
(エフェクターは、パソコンとUSBケーブルでもつながっています)
制作で使う用途がほとんどなので、このエフェクターはデスクの足元に置いています。
で、できればギターからエフェクターまでを無線化したいと考えました。
以前も紹介したと思いますが、これは既に持っていて、ライブでも活躍しています。
送信側をギターに、受信側をエフェクターのインプットにつなげば、無線化完了・・・ですが、エフェクターがデスクの足元にあるので、手が届きにくいんですよね。
無線だから手が届かなくても良い、とはなりません。
なぜなら、電源のを入切をしなければいけないからです。
で、すこし考えました。
エフェクターのインプットの端子だけを前の方に持ってくればよい。
どうやったらできるか。
普通はまず使わないだろうアダプター。
お値段300円ちょい。
普通のギターケーブルの片方をエフェクターのインプットに、もう片方をこの製品に挿し、この製品のもう片方側に受信機をつければOKです。
(このアダプターはステレオ仕様ですが、モノラルでも可能ということです)
ギターケーブルはある程度長さがあるので、デスクの前面やデスク上まで引き回してくるのは簡単です。
だから、受信機の電源は簡単に入切可能。
送信機の方はギターに付いているので言わずもがな。
しかし、こんなマニアックな製品って楽器屋さんに行ってもまず置いていません。
買えたとしても取り寄せだし、選択肢もないし、だから意外と高いし、みたいな。
いやー、素晴らしい時代ですね。