テストは正解と不正解がはっきりわかれます。 どれだけ正解に近いかとか不正解よりかというのは関係なく、正解か不正解か、です。
確かに字にはとめ、はね、はらいといった箇所があり、それには正解か不正解かがあります。 正しい漢字を書けるかという意味で、そこまでを考慮するかどうか、ということになります。
しかし、これはいくらなんでも厳しすぎないでしょうか。
いくらコンピュータが発達しても、手書きが全くなくなることはありません。 そして、字はきれいに越したことはありません。
教育者としては、これらをふまえて少しでも正しいとめ、はね、はらいを覚え、きれいな字がかけるようになってほしいと思っているのかもしれませんね。
でも、このテストの結果が16点だと逆に手で字を書くのが嫌いになるのでは、と心配になります。
それに、そもそも現代においては手書きのきれいな字を目にすること自体がへっています。 明朝体やゴシック体は、手書きのきれいな字とは違います。
普段目にする字のほとんどが手書きの字ではない現代においては、手書きにおける字の正しさも、少し幅をもたせるような変化はあってもよいのではないでしょうか。
字なんて伝われば何でも良い。 そこまでは思いません。
ただ、少なくとも字を書くのが嫌いになるようなことはしないほうがよいのではないかな、と思います。
自分の経験で少しそう思います・・・