音楽嫌いな人ってあんまり会ったことありません。 素晴らしい文化ですよね。
好きになった結果、ステージにあがることになった人、さらにプロになった人、様々いると思います。 先日友人と話していて、ステージにあがっているミュージシャンにも、いろんな音楽の「好きさ」があると気づきました。
まずは、聞くのが好きで音楽にハマったリスナータイプ。 暇さえあれば音楽を聞く。音楽を聞くだけの時間を設けている人などはこのタイプです。 このタイプの人は、結構幅広く音楽も聞くし、その知識も豊富です。 そんな中で「こんなカッコイイアーティストやプレイヤーのようになってみたい」とある時思った結果、ステージにあがるという人ですね。
それから、演奏が好きなプレイヤータイプ。 親や兄弟、友人などの影響で、割と身近に楽器やそのプレイヤーがいて、おもちゃのように楽器に触っていたら面白くなっていって、スキルも上がり、ステージに上ることになった人。 このタイプは、楽器演奏のテクニックや音色に魅了される人が多い印象です。 また、聞くのが好きな人と同じように、暇さえあれば楽器を触っています。
最後に、発信したいパフォーマンスタイプ。 目立ちたがり屋や、何かしら世の中に訴えたいことがあるひとはここに含まれます。 だから当然ボーカルが多い。 このタイプは、見た目に結構こだわります。
さて、ある人のライブを見たときに、何を一番優先して聞くのか。 この3タイプの人はそれぞれ違う聞き方をします。
素晴らしいライブを見たときに、 リスナータイプ:良い曲だ! プレイヤータイプ:良い演奏だ! パフォーマンスタイプ:良いアーティストだ! といった具合です。 これらは似ているようで少しずつ違います。
実際のところはこのどれかということはなくて、どの要素も持ちあわせているものですが、何をきっかけにステージにあがることになったのか、というのは一つです。 そして、そのタイプによってやはり向き不向きがあります。
ご察しの通り、 リスナータイプ:作編曲 プレイヤーータイプ:スタジオミュージシャン パフォーマンスタイプ:作詞、バンド
ステージ上がることになるときには、たいていバンドを組みます。 そして、バンドに喧嘩はつきものです。なぜ喧嘩になるのかは、これらのタイプが違う人同士が同じバンド内にいた場合に、何を優先するかにずれが生じるからです。
リスナータイプは、曲がダサかったら嫌。 プレイヤータイプは、演奏クオリティーが低かったら嫌。 パフォーマンスタイプは、集客できなかったら嫌。
バンドって面白いもので、これらが全部同じタイプのひとが集まっても、あんまり良いバンドはできないものです。 だから、良いバンドとバンド内の喧嘩は不可分なんです。
あなたはどのタイプですか?