CD全盛の頃幼少期を過ごした私にとっては、音楽の聴き方の変化はめざましいものがあります。
CDからMD、CD-R、データ配信、そして現代の主流はストリーミングでの聴き放題サービスでしょうか。
後になればなるほど、大まかに言って一曲あたりの生み出すお金が下がっているので、ミュージシャンが貧乏になっていくのも仕方ありません。
悲しいかな、時代の流れです。
音楽の世界に身をおくものとして、これに追い討ちをかけるようなサービスを紹介するのはどうなのかわかりませんが、やはりユーザー目線でいくと便利なサービスを使わない手はないので、紹介します。
紹介したいのはGoogle Play Music。
上記したように、現代の主流はSpotify、Apple Music、AWAといったストリーミング型の聴き放題サービスでしょう。
Spotifyに至っては、いくつかの制約があるものの、無料で利用できます。
一方、自宅のコンピュータには、それなりに音楽データが入っていて、それらをiTunes、その他のソフトで聴いている人も少なくないはずです。
そこに大量にデータがあればあるほど、上記ストリーミングサービスに有料で申し込むのには、たとえ1000円/月でも足踏みしてしまいますよね。
自宅にある大量の音楽データを全て持ち歩くには、スマホのストレージはコンピュータのそれに比べてまだ小さいし、ストリーミングできる曲に自分の目当ての曲が全てあるとも限りません。
そういう人におすすめなのが、Google Play Musicです。
Google Play Music - Google Play ヘルプ
ヘルプ中にもありますが、取り扱える曲数は最大で50000曲です。
50000曲は、なかなかの曲数でしょう。
後は、スマホのアプリをインストール、Googleのアカウントでサインインすれば、スマホからアップ済みの曲を聞けます。
ストリーミングでもいけますし、ダウンロードも可能です。
広告は一切ありません。
コンピュータに新しい曲を入れるたびにアップロードするのが手間だし忘れそう、という人は、コンピュータ側で音楽ファイルが格納されているフォルダを監視し、自動アップデートすることもできます。
この辺は、Googleフォトなどと同じ仕様ですね。
このサービス、全体を通じて無料です。
無料なので、とりあえず使ってみても失うものは何もありません。
こんなに良いサービスなのに、周りに使っている人をあまり見かけないんですよね。
音楽好きの方はぜひ。
なお、iTunesストアと同じように、楽曲購入もできますが、それは私は使っていません。