日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

ミュージシャンのための確定申告〜その4〜

ミュージシャンのための確定申告〜その1〜

ミュージシャンのための確定申告〜その2〜

ミュージシャンのための確定申告〜その3〜

 

今日は社会保険料控除から始めましょう

 

目次

 

ミュージシャンが気にする社会保険料は、2つ

 

そもそも、社会保険料という言葉がわかりにくいですよね。

ただ、実際に言葉のとおりです。社会にいる人が入る保険です。

基本的には、全員入らないといけません。

そのうち、ミュージシャン(というかフリーランス)が入る保険は、医療保険と年金保険です。サラリーマンなど雇われている人は、これに追加で労働保険(雇用保険、労災保険など)にも加入しますが、フリーランスはこれにあたりません。

 

医療保険

 

ミュージシャンが入る医療保険は、国民健康保険です。

この保険に入っている証明書が保険証で、保険証には「国民健康保険」と書いてあると思います。

国民健康保険料としてお金を払ったら、払った分に応じて税金を安くしてあげるよ、ということですね。

 

年金保険

 

ミュージシャンが入る年金保険は、国民年金です。これは全員一律です。

役所に届けて全額免除、半額免除などしているひともいますね。

これも他の控除同様、払っている人はその額に応じて税金を安くしてあげるよ、ということです。

 

ちなみに、年金システムはかなりイケていませんが、完全に戻ってこなくなることはほぼほぼないと思って良い。

で、年金支給の半分は税金で賄われているので、年金支給がないというのは、長い目で見れば損です。

何歳まで生きるかにもよりますが、大抵の場合支払った額よりも受け取る額のほうが上回ります。

払っておいたほうがお得ですよ。

もちろん、自己判断でお願いします。

 

青色申告特別控除

 

次は青色申告特別控除です。

そもそも確定申告には、白色申告と青色申告と2つの種類があります。

スパッと説明すれば、白色申告は簡単、青色申告は面倒、です。

で、面倒だけど、それで(青色で)出してくれてたら税金を安くしてあげるよ、というものですね。

 

では、青色申告ってどうやってするの、といえば、これは簿記などの専門知識がない人に至っては、会計ソフトを利用するしかありません。

逆に言えば、会計ソフトがあれば誰でもできます。

あと、青色申告をするためには、税務署に「青色申告申請承認書」というものを開業届とともに提出しなければいけません。

 

ただ、この届出はネット上からダウンロードしたフォームを郵送することによってできるので、大した手間ではありません。

郵送代くらいしかかからないから、さっさとやっておきましょう。

 

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これで出せば、収入から65万円を差し引いてよくなります。

結果的に税金が安くなるので、会計ソフトの有料会員になったとしてもお得です。

 

 

このシリーズはいつまで続くんでしょうかね・・

といっても、そろそろ終わりが見えてきました。

もう少しだけお付き合いください。