マイナンバーカードには、いろんな情報がICチップの中に埋め込まれています。
それらの情報は、セキュリティーの関係もあって、期限が決められています。
期限前に更新をしないと、証明書としての機能を失います。
先日、実際に更新に行ってきたので、そのことについて書いておきます。
目次
期限の確認のしかた
マイナンバーカードを持っている人は、スマホにJPKI利用者ソフト、というアプリを入れましょう。
このアプリを起ち上げて、マイナンバーカードを読み取れば、自分の証明書の確認ができます。
このアプリを使って、期限も知ることができます。
更新通知設定
このアプリには、期限前になるとプッシュ通知してくれる、更新通知設定というものもあります。
これを開くと、設定できます。
書いてあるように、3ヶ月前にプッシュ通知しれくれます。
窓口にて、、はがき??
私は更新通知設定をしていて、先日プッシュ通知がきました。
いざ更新ですが、更新処理はやっぱり窓口なんだそうです。
面倒だなと思いながら、役所へ。
コロナ騒ぎもあって、マイナンバーの窓口は混雑しているのか、とおもいきや、待ち人数ゼロでした。
担当者に更新依頼をすると・・・
「更新通知のはがきはお持ちではないですか?」
へ?はがき?
そんなものは持っていません。
「更新通知のはがきがない方はちょっと・・・」
かっちーーーん!!
ここから、私の不平不満を爆発させます。
(担当の方には、穏やかに伝えましたよ・・・多分)
なんで更新通知のはがきがないと、更新ができないのか、まったくもって理解できません。
はがきなんて、所詮はがきです。
私の自宅に届くはがきなんて、家族のだれでも持ち出せるし、人に渡すことだってできる。セキュリティーガバガバ。
そんなしょぼいものをもって私が私である証明になるんですか?
そもそもですよ。
今ここにあるマイナンバーカードは、私が私であることを証明してくれるカードでしょう。
そしてもちろん有効期限内です。
本人が、有効期限内のマイナンバーカードを持って役所に出向いても更新できないのに、はがきがあるとできる。
これは、マイナンバーカードよりもはがきの方が証明能力が上ってことになるんですか?
あり得なさすぎでしょ!
と、まあ不満を丁寧に説明すると、裏にいたちょっと偉い人に確認してもらって、はがきなしでも更新できました。
当たり前ですよ。
暗証番号を再設定、、、紙で
更新時には、改めて4つある(!!)暗証番号を設定しないといけないようです。
しかし、これはこれまでと同じものでも構わない。
私は迷わず、これまでと同じ暗証番号にしました。
それを確認するのは、、、紙です。
こういう紙にボールペンで書いて、提出します。
この辺のセキュリティーって、どうなってるんですかね。
紙に書くと、どこから見られているかわからないし、保管も大変です。
なんで紙に書かせるんですかね・・・
更新処理が終わったら、暗証番号の控えを紙で渡されそうになったので、処分をお願いしました。
もちろん、私の暗証番号はクラウドに保存済です。
まとめ
やっぱり、役所のデジタル化は遅れていると言わざるを得ません。
東京は、ヤフー元社長で昨年9月に副知事に就いた宮坂学氏がデジタル化を進めていくそうです。
都の行政手続き98%をデジタル化へ 元ヤフー社長の東京都宮坂副知事の戦略(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
全国の自治体もこれに続き、デジタル化をすすめ、同時にITリテラシーも高めていってほしいと願っています。