日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パソコンで音楽を作ろう〜その28 DAWとOS

 

コラムです。

 

Windowsにしてもmacにしても、DAWソフトはOSの上で動きます。

だから、対応OSというものがあります。

 

OSにはバージョンが、そしてDAWにもバージョンがあり、これらが合ってないといろんなバグが出たり、最悪起動しなかったりします。

 

「つまり最新のものにしておけば良いんでしょ?」

と考える人も多いのですが、少なくともDAWにおいてこの考えは大きな間違いです。

 

 

音楽文化は広く知れ渡っている割に、音楽制作の方はマニアックです。

その証拠に、音楽制作ソフトの定番であるCubaseやLogic、Studio Oneのソフト名を聞いたことがあるかどうか、周りの人に聞いてみてください。

音楽好きでも、音楽制作に携わない人はほとんど知らないと思います。

 

同じ専門的なソフトでも、例えばAdobeのイラストレーターやフォトショップの認知度は高い。

なぜこんなに認知度に差があるのかはわかりません。

 

ただひとつ言えるのは、認知度の高さと最新OSへの対応スピードは比例するということです。

 

つまり、DAW関連ソフトはOSがアップデートされても、その対応に結構時間がかかる、ということです。

 

「私はCubaseのメーカーサイトにいって最新OSに対応しているのを確認した」 

「僕はLogicで、macの場合OSを作っているのもLogicを作っているのもAppleなので、OSへの対応は一瞬で行われるから大丈夫」

 

いえいえ、それでも最新OSへのアップデートは少し待った方が良いですよ。

なぜなら、DAWソフトにはプラグインがあるから。

 

このプラグインは後々にシリーズで説明しますが、要するにDAWソフト上で動くソフトだと思ってください。

 

パソコン上で動くプログラムなので、プラグインももちろんOSとの互換があります。

そして、だんだん使っていったらわかりますが、DAWソフトには結果的にものすごい数のプラグインをインストールすることになるんです。

そして、各プラグインはメーカーが違います。

 

プラグインそれぞれのメーカーサイトに行ってOS対応を確認する必要がありますが、その数が膨大で現実的ではありません。

 

 

じゃあ結果的にどうすればよいか。

簡単です。OSをアップデートしないんです。

自動アップデートはもちろんオフ。

 

ただ、あまりに古いOSを使っていても逆にDAWソフトやプラグイン、DAW関係以外のソフトが対応しなくなります。

 

そこで、おすすめは最新OSの一つ前にしておく、というこです。

今現在、macなら最新がCatarinaなので、その前のMojaveですね。

 

ひと世代前のOSに対応していないソフト、プラグインというのはほとんどありません。

 

OSのダウングレードは、アップデートと比べるとかなり面倒です。

OSをアップデートする際は、くれぐれも気をつけてやりましょう。