“届かない”若者へ 尾身会長×りんたろー。が語る新型コロナ | 新型コロナウイルス | NHKニュース
コロナって、一番悪いのはコロナウィルスそのものです。
それに人類の知恵で対抗し続けているのが現状。
たくさんの人がいるので、知恵を出す過程では、意見のぶつかり合い、食い違いがあるのは必然です。
でも、大切なのは自分の正しさを見せつけることではなく、全体として最適解はなにか、ということを忘れずに議論しつくすこと。
政府批判も若者批判も、日本、世界のためにする批判かどうかということが最も重要かつ忘れやすいところです。
尾身会長とりんたろー。さん。
概念としての世界では全く違う世界で生きている二人。
でも物理的な世界では全く同じ世界で生きている二人。
各々の考え方や感覚が違うのは当たり前だけど、お互い批判しあってもなにも生まれません。
違いを認めつつ、じゃあどうしようか、と考えることが大切です。
そのためには、まずお互いを知らなければいけません。
そして議論の中で違いが浮き彫りになる。
違ったままで良いこと、どうしてもそろえなければいけないこともあります。
それを議論のなかで見つけていく。
この対談にはそんな印象をうけます。
私の意見はどちらかと言えば若者よりだと自覚していますが、忙殺されているコロナ対策の政府関係者のことだって知ろうとしなければいけませんね。
日々勉強し、統計を整理し、対策を考え、発信しても若者には届いてない、と知った時の政府関係者の虚しさ、悔しさは想像を絶します。
休業要請、時短要請はするものの、支援は行き届いていなくて、生活に困っているという方たちの苦しさも凄まじいものでしょう。
これらどっちが大変か、なんて争ったって意味がない。
どっちも大変だから、お互いの大変さを知恵を出しつつ少しずつ減らしていくためにはどうすればよいかを考えましょう、という歩み寄りが何よりも大切だし、今現在唯一できることです。
批判は簡単だし、見つけやすい。
一方良いところはやって当然で済まされる、という状況があるのだと思います。
繰り返しますが、悪いのはコロナウィルスです。
その対策で政府が悪い、若者が悪いなんて叫んでも所詮空中戦です。
違いを認め混じり合っていきましょう。
油断するわけではありませんが、ワクチン接種が急速的に進む日本のコロナ打破は現実的になってきたと感じますよ。
落ち着いたら、政府関係者は休業要請した飲食店で大いに打ち上げしたら良いと思います。
そこに税金をつぎ込むのは悪くない。