昨日の続きです。
ここ数年で爆発的に増えた決済方法であるQR決済。
これの仕訳を考えてみます。
チャージ時の仕訳
チャージする場合、チャージ元が普通預金、クレカ、現金という選択肢があります。
各々のチャージ時の仕訳は
- 普通預金
(借)電子マネー (貸)普通預金
※普通預金の補助科目を銀行名にします
- クレカ
(借)電子マネー (貸)未払金
※未払金の補助科目をクレカ名にします
- 現金
(借)電子マネー (貸)現金
電子マネーの補助科目はPaypayにしますが、複数のQR決済を使っている場合は、その分だけの補助科目を作成して設定します。
ちなみに、電子マネーの勘定科目は、決算において(決算書科目)は現金扱いです。
支払い時の仕訳
支払ったとき(消耗品購入)の仕訳は
(借)消耗品費 (貸)電子マネー
となります。
現金や普通預金からのチャージで使用した場合はこれで仕訳終了ですが、クレカの場合は、クレカの請求日にあと一つ仕訳が残っています。これが昨日書いた内容ですが、念の為書いておくと
(借)未払金 (貸)普通預金
※日付はクレカ引落日、未払金の補助科目がクレカ名、普通預金の補助科目がクレカ引落元の銀行
となります。
Paypayを中心に書きましたが、他のQR決済やSuicaなどの仕訳も基本同じです。