昨日の続き、というかなんというか。
今回のキャンピングカー旅行も、いつもの旅行のようにネットで予約しました。
諸々考えて、あえてサイト名は伏せておきますが、全国展開している割とちゃんとしたサイト(?)。
18:00までに到着する予定だったのですが、距離もかなりあるので、若干遅れちゃいました。
17:00あたりには到着時間が見込めたので、連絡を入れておきました。
応対は高齢と思われる女性で、柔らかい応対(妻談)。
ナビに従って目的地に到着すると、迫力あるキャンピングカーを発見。
ただ、、、
店舗がありません。
看板もノボリもない。
そのかわり、これ以上ないくらい普通の1階建て民家があり、そこから高齢男性がやってきました。
話す前から人の良さがにじみ出ている人。
「キャンピングカーレンタルの方ですかね?」
そうです、と答えると、ニコニコしながら長時間運転お疲れ様でした、と。
「いやー、待ちきれずにちょっと飲んでましたぁ」
おー、、、まじか。まあ別に構わないけど。
というか、ネットで予約した全国展開のキャンピングカーレンタルで、店舗はないし、担当の男性は高齢で酒飲んでるし、、、
なんかすごいっすね・・・
本当はだめなんでしょうけど、人は良さそうだし、べつにこの方が飲酒運転するわけじゃないし、いいかな、と。
そのあと、キャンピングカーの説明を一通り受けて
「それではいってらっしゃい〜」
となったので、
「あの、支払いは・・・」
そう、決済は現地決済、前払いだったはず。
「あー、そうでしたね、、、まあ帰ってきたときにしましょうかぁ・・」
なかなかのユルさを楽しみながら出発しました。
返却日。
前回同様の満面の笑みでお出迎え。
今回はお酒は飲んでなかったみたいですが、人の良さは相変わらずで、酒によるユルさではなかった、と認識。
「ちょっとあがってお茶でも飲んでいかれませんか??」
もうサービスとかいう感じを遥かに超えてますが、こういうのは嫌いじゃないので、お言葉に甘えて。
娘たちは、奥さんと一緒に庭の方に行って柑橘物の収穫をして遊んでいました。
リビングでは支払い手続きをと思ったのですが、、、
「あの〜、現金じゃだめですか」
と。
少しくらいの現金はありますが、キャンピングカーレンタル代程は持ち合わせていません。
聞くところによると、本当はクレカ決済いけるのだが、端末が調子悪いとのこと。
「差し支えなければ、見てみましょうか?」
端末を見せてもらったら、ネットワークエラーが発生しています。
有線LANとWi-Fi、どちらもつなげるタイプで、優先ネットワークの設定もあります。
有線LANを上位にしつつ、Wi-Fiも設定しようとおもい、パスワードを確認しようと思ったら、その端末のすぐ横にルーターがあったので、その背面にあるパスワードを入力。
なんなく繋がりました。有線の方がなにかおかしかったんでしょうね。
無事に決済を終えました。
これで終わりかと思いきや、領収書を兼ねたお客様控えをパソコンから出力しないといけないが、決済前に決済済みボタンを押しちゃって、どうすればよいかわからない、とのこと。
専用の管理ソフトみたいで、決済済み一覧、のリンクを発見。
その画面に行くと、決済内容を修正ボタンがあるので、そこから編集画面に移動、金額、その他の入力を終え、お客様(というか、私)控えと店舗(普通の民家ですけどね)控えの2枚を出力し、一枚を私、もう一枚を相手に渡しました、、、私が!
ちなみに、プリンターとの接続も最初うまくいってなかったみたいで、これも設定しました。
◆
自分が支払う方で、決済端末や控え出力の設定をやったのは初めてです。
当たり前ですけどね。
ある程度詳しくて良かった。
全体的にゆる〜い感じですが、それも全然悪くない。
管理会社にそのまま伝えたらかなりペナルティーを受けそうですが、個人的にはまあいいんじゃないのかな、と思います。
今回のキャンピングカーによる旅で最も印象に残ったのは、行った先の景色や出来事よりも、この件です。
だいたい覚えているのってこういうことばっかりですよね。
ネットでキャンピングカーを予約したら、店舗がない、お酒は飲んでる、決済方法もわからない人が出てきたけど、全然不快じゃなく、むしろ面白かった。
そういう話です。