少し前にこのイヤホンを買って使ってます。
一般的にはスマホと接続して使うのでしょうが、私はmacとつないで使っています。
いやはや、便利ですね。接続も非常に早いし、音質も全く問題なし。
ごくごくたまに途切れることはありますが、許容レベル。
耳へのフィット感もバッチリで、多分運動しながらでも外れる心配はいらないでしょう(運動しながら使うことはありませんが・・・)
さて、いろいろと便利な完全ワイヤレスイヤホンですが、私が最も気に入っている点は、片耳モードです。
地味ですか?
でも、これ私にとっては重要です。
有線のイヤホンやケーブルありのワイヤレスイヤホンでは、簡単にはできないモードです。
だってそうでしょう?
片耳のイヤホンを外すだけでは、片耳モードではなく、片方しか聞いていないだけです。
楽曲というのは、ステレオで再生されることを前提にされており、なっている各々の音にPAN(定位)が設定されています。
イヤホンの場合がわかりやすいと思うので試してみてください。
目をつぶって曲を聞いてみると、ボーカルは真正面に、一方ギターやベースはちょっと右とか左とかから聞こえませんか?
場合によっては完全に右(左)に振ってあることもあります。
生のライブの場合も実は同じで、ちゃんと楽器ごとに右(左)にどのくらいずらすか、というのを調整しています。これがPANです。
PANを設定しなかったら、全パートが縦に一直線にならんで演奏していることになります。
そんな演奏みたことないでしょう?
話がそれましたが、有線イヤホンやケーブルありのワイヤレスイヤホンの場合、片方を外して聞いたら、PAN設定されている音が極端に大きかったり、逆にほとんど聞こえない、という現象が起きます。当然ですね、基本ステレオで聞くことを前提にしているのですから。
完全ワイヤレスイヤホンの場合、片方を充電器に戻して片耳モードーにしたら、モノラルモードになります。
つまり、すべての音が片方のイヤホンからなるのです。
もちろん、ステレオ的な効果はなくなりますが、音がならないとか、著しくバランスが崩れるよりはだいぶ良い。
ちょっとした音源確認には重宝します。
◆
完全ワイヤレスイヤホンを買う前から、片耳モードに関してはチェックしていましたが、これは正解でした。
あんまり私のような使い方をする人はいないかもしれませんが、購入の際はちょっとだけチェックしておいたら良いかもしれません。