日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

Sibeliusでコード譜を書こう〜その2〜

昨日からの続きです。 

Sibeliusでコード譜を書こう〜その1〜

 

目次

 

コードを入力していこう

 

ここが一番の本題ですね。

 

コード入力

 

コードは、テキストタブ→コードをクリックして、カーソルが紫になった状態で譜面上のコードを入力したいところをクリックすると、コードが入力できます。

ショートカットは⌘Kです。

 

ちなみに、この「カーソルが紫になった状態で」というのは、Sibeliusの作業全般に共通しているものです。

 

  1. やりたい作業を選択
  2. カーソルが紫になる
  3. 入力したい箇所をクリック

 

この流れを覚えたら、いろんな作業が直感的にできるようになります。

 

コードの連続入力

 

コードを連続して入力する場合、4/4拍子の状態で音符未入力だったら、スペースキーで1拍移動して入力できます。

つぎの小節への移動は、tabキーです。

 

細かい刻みでコードを記入したい

 

4/4拍子の譜面上で、8分音符刻みのコードを入力したい場合は、対象の小節に8分音符を入力します。

 

この場合、音程などは関係なく、ただリズム的に8分音符を入力したいだけですよね。

そもそも、今のところ一線譜を使っているので、音程は表せません。

 

こういうときは、リズム譜につかわれるような音符を使います。

 

音符を実際に入力する前に、テンキーウィンドウで入力したい長さの音符を選んでおきます。

f:id:famo_seca:20200529085133p:plain

もしこのウィンドウが出ていなかったら、表示タブ→パネル内のテンキーにチェックを入れましょう。

 

f:id:famo_seca:20200529085406p:plain

音符を打ち込んだ状態

続いて、これをリズム譜に使われる音符に変えます。

f:id:famo_seca:20200529085516p:plain

このように小節全体の音符を選択した状態で(小節内の音符がないところをクリックしたら選択できます)・・・

記譜タブ→タイプの「符尾のある拍」をクリックすると・・・

f:id:famo_seca:20200529085758p:plain

このようにおたまじゃくしが変化します。

ショートカットはoption+shift+4です。

 

棒の向きや高さが気になる人は、個別に音符をクリックして、矢印キーの上下で整えましょう。

f:id:famo_seca:20200529090157p:plain

この状態でコードを8分音符刻みで入力できるようになりました。

f:id:famo_seca:20200529090316p:plain

 

シャープやフラットは?

 

コードのルートは大文字なので、シフトキーを押しながら入力します。

この辺は、通常のテキスト入力と同じです。

シャープも同様にシフト+3で入力できますが、困るのはフラットですね。

 

小文字のbを入力したらフラットと認識します。

 

表示を整えるのは待った! 

 

入力中に、コードの表示をカスタマイズしたい(フォント、大きさ、位置など)と思うかもしれませんが、そういうのは最後にしましょう。

 

今はグッと我慢です。

 

次回は、テンプレートの保存です。

譜面用紙のエクスポート機能を使わない方法を説明します。