すぎやまこういち氏 ゲーム音楽確立させたパイオニア 信条は「何度聴いても飽きない音作り」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
ゲームをしない人でも、あのドラクエのあのテーマソングは聞いたことがあるでしょう。
記事中にもありますが、当時のファミコンは同時発音数が3でした。
強烈な制約のなかで、あれだけ印象に残る曲に仕上げられるのは、メロディーとコードがいかに素晴らしくできているか、ということです。
音楽という側面だけでみたら、ゲームミュージックはゲームのサブ的要素です。
音楽が主役であるクラシックやPOPSとは違います。
映画音楽もサブですが、ゲームはそれ自体の地位が映画に比べて格段に低かった時代です(今のその名残はあります)。
映画好きは知的、芸術的な印象を持たれますが、ゲーム好きは勉強嫌い、遊び好きという印象。
そんなゲームのサブ要素である音楽が、これだけ有名になったのだから、ゲーム自体もさることながら、この曲のパワーはものすごい。
今はゲームミュージックもゲームそのものと同等の重要な要素だと考えられています。
音楽に携わる者としては嬉しい限りです。
音楽の功労者と呼ぶに異論は全くありません。
ありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。