前回までの記事
私が使っているiPhoneアプリその3〜コミュニケーションツール/前編
私が使っているiPhoneアプリその4〜コミュニケーションツール/後編
私が使っているiPhoneアプリその6〜音楽リスニングアプリ
私が使っているiPhoneアプリその7〜音楽アプリ(リスニング以外)
今回はセキュリティー系です。
目次
現代のセキュリティー事情について
あらゆるものが電子化されていくことは、その分セキュリティー対策も難しくなるということです。
なぜなら、電子化されたものは、コピーが格段にラクだからです。
ラクだということは、まっとうに使えば便利ということですね。
つまり、便利とリスクは不可分です。
スマホにおいてのセキュリティーで近年の革新的な出来事といえば、生体認証でしょう。
最初は指紋、現代では顔で認証できます。
パスワードは覚えておくのが大変。
だからといってメモ帳に書いて保存したら、そのメモ帳自体をなくすと大変なことになります。
生体認証は、そんなじれったさを解消してくれるもので、現代においては最強のセキュリティーだと思います。
今後もセキュリティーを上げる方法は模索されると思いますが、基本的には生体認証の方向でしょうね。
LastPass Password Manager
有名な1Passwordとほぼ同等の機能を備えている上に、ほとんどの機能が無料で使えるという素晴らしすぎるアプリ。
唯一の欠点は、デスクトップ版が日本語に対応していないことですかね。
iOS版は日本語対応済みです。
詳しくは、以前の記事を御覧ください。
Google Authenticator
なにやら難しい名前のアプリですね。
これはLastPassと連携させて使います。
LastPassを使うというのは、つまりそのアプリ上にかなり重要な情報をほとんど入れ込む、ということになりますね。
だから、セキュリティーもかなり強くないとこわい。
LastPassのサービスにログインするときだけは、2段階認証をしたほうが良いと思います。
で、2段階認証で入力するワンタイムパスワードを発行してくれるのが、このアプリです。
これはLastPassの設定で、どのワンタイムパスワードサービスを使うかを指定でき、LastPass自体がワンタイムパスワードを発行する、「LastPass Authenticator」というアプリを指定することもできます。
ただ、私の意見としては、2段階認証するのならば別企業のサービスでやらないと、と思ったわけです。
ということで、あのGoogleのワンタイムパスワード発行アプリを使っている、というわけです。
ちょっと概念がややこしいのですが、Authenticator(Google)のアプリに、認証を要求するサービスを複数登録できます。
今回のLastPassもその1つで、他にGoogleのログインで2段階認証をする際のワンタイムパスワード発行する際も使えます。
この6桁のパスワードが、数十秒ごとに切り替わるわけですね。
だから、このパスワードを見せても問題ないわけです。
ここまでしていれば、外部からのログインはかなり難しいでしょう。
念の為ですが、この作業は毎回するわけではありません。
新しく使いはいじめるデバイスでLastPassを使おうとしたときの最初の認証時のみです。
だから、毎回面倒ということではありません。
各サービスへのログインは、LastPassを通じて生体認証で行われる設定にできるので、作業はスムーズです。
Authenticator(Microsoft)
概念は全く同じワンタイムパスワードアプリで、マイクロソフト版です。
マイクロソフトのサービスを使う際の2段階認証で、マイクロソフトのワンライムパスワードアプリ指定のものもあるので、入れています。
ただ、Googleのものに比べるとちょっとわかりにくくて使いにくいんですよね、、、
あとがき
冒頭に書いたとおり、セキュリティー高めると安全になるけど面倒になる、というじれったさをいかに解消していくかがセキュリティー関連企業の最大の課題です。
いまのところ、素晴らしい企業努力だと感じますが、それでもネット関係が苦手な人にとっては複雑に思えるようです。
今後にも期待したいですね。
次回からは、お金関係のアプリを紹介していきます。